ホワイトニング
ホワイトニングについて
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、歯の表面に薬剤を塗り、白い歯へと導く治療法です。
様々な原因で歯の変色は起こります。コーヒー・タバコ等の飲食や嗜好による変色については、歯のクリーニングである程度取り除くことが可能です。
もともと歯に黄色みがかかっている、加齢による変色、歯の神経を取ったことによる変色についてはホワイトニングで白くすることが可能です。
薬の副作用による歯の変色についてはホワイトニングの効果が期待できない場合があります。 ホワイトニングにはオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3種類があり、患者さまのご希望に合わせて選択していただけます。
ホワイトニングによって
起こる可能性のある副作用
- 施術中や施術後に一時的な知覚過敏症状がでる場合がある
- 歯に詰め物がされている場合、詰め物は白くならない
- 理想通りに白くならないことがある、後戻りする
- 薬剤が合わず、粘膜や唇に炎症を起こすことがある
- 施術後24時間以内は歯の表面を守るため、着色性の高い飲食物(コーヒーやワインやカレーなど)や酸性の飲食物(柑橘類やスポーツドリンクなど)を控える必要がある
ホワイトニングはこんな方におすすめ
- 歯を白くしたい
- 歯の黄ばみが気になる
- 歯の色が気になって人前で笑顔になれない
- 成人式や結婚式など重要なイベントまでの歯を白くしたい
ホワイトニングができない人、できない歯
- ホワイトニング剤にアレルギーのある方ホワイトニング剤にアレルギーのある方はホワイトニングを行うことができません。
- 無カタラーゼ症の方過酸化水素を分解するカタラーゼという酵素がないため、
過酸化水素を使用するホワイトニングを行うことができません。 - 光線過敏症の方光照射を行うオフィスホワイトニングやデュアルホワイトニングを行えません。
- 知覚過敏の症状が強い方、虫歯によるお痛みがある方まずは適切な治療を受けてから、ご検討ください。
- 虫歯などが原因で修復された歯コンポジットレジンやクラウン等の人工物は白くなりません。
- 神経が死んでいる歯ウオーキングブリーチを併用する必要があります。
当医院の
ホワイトニングメニューについて
オフィスホワイトニング
歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が施術するホワイトニングです。
歯の表面に過酸化水素を含有する薬剤を塗布し、その後光照射を行うことで、歯を白くします。
オフィスホワイトニングの
メリット・デメリット
メリット
薬剤濃度が高いため、ホワイトニングの効果を比較的早く実感することができます。
また、歯科医院での施術(1回1~1.5時間程度)のみで、ホームホワイトニングのように毎日行う必要がありません。
デメリット
色の後戻りが早く、ホームホワイトニングよりも知覚過敏の症状が出やすいと言われています。
オフィスホワイトニングの流れ
- カウンセリング・治療前の歯をチェックする
- 歯のクリーニングを行う
- 歯肉の保護し、薬剤が歯肉につかないよう保護する
- 薬剤塗布する (ホワイトニング剤の塗布・光照射を1クールとして3クール繰り返します)
- 薬剤の除去する (ホワイトニング剤を除去し、仕上げ磨きをします)
ホームホワイトニング
ご自宅で患者さまご自身で行うホワイトニングです。
歯科医院で作製した患者さま専用のマウスピーストレーにホワイトニング剤を入れ、1日2時間、2週間から4週間毎日装着します。
ホームホワイトニングのメリット・デメリット
メリット
白くなるまでに時間はかかりますが、ホワイトニング効果が長持ちします。
また、ご自宅でご自身のタイミングで行うことができます。
デメリット
2~4週間毎日ホワイトニングを行う必要があり、さらに効果を実感するまでに時間がかかります。
ホームホワイトニングの流れ
- カウンセリング・治療前の歯をチェックする
- 専用のマウスピーストレーを歯科医院にて作製する
- 歯のクリーニングを行い、自宅での使用法説明する
- 自宅でトレー・ジェルを用いてホワイトニングを行う
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングです。
ホワイトニングの効果をより高めたい場合は、こちらをおすすめします。
デュアルホワイトニングでよくあるご質問
一度の通院で思い通りの
白い歯になれますか?
オフィスホワイトニングでは3~5回の通院、ホームホワイトニングでは2~4週間の使用が必要です。
1回ホワイトニングをすると、
どのくらいの期間効果が持続しますか?
生活習慣によりますが、オフィスホワイトニングでは3~6ヵ月程度、ホームホワイトニングでは半年~1年程度白さが持続します。
施術を受けるにあたっての注意点
- 歯科医院での定期的なメインテナンスを受けることご自身の歯磨きでは取りきれない汚れや歯石が付着するため、定期的な通院が必要です。
- 着色成分を含むものを避けるホワイトニングした後は、コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワイン、カレー、ケチャップなど着色性の高い飲食物を避けましょう。
習慣を変えることは簡単なことではありませんが、ホワイトニング効果を持続させるためには摂取頻度を減らしましょう。 また、摂取前後は口をゆすいで、着色成分がつきにくい環境を作りましょう。 - 禁煙するタバコに含まれるニコチンやタールが着色の原因となります。 こちらも習慣を変えることは簡単なことではないと思いますが、ホワイトニング効果を持続させるためには、禁煙や本数を減らすことをおすすめします。