インプラント
インプラント治療について
当院におけるインプラント治療の特徴
- CT完備 より安全で、正確な治療ができます。手術中にもCT撮影が可能です。安全なインプラント手術のために、骨の内部の構造まで立体的に撮影できるCTスキャンは必要不可欠です。インプラントによる医療事故のほとんどは、この立体的な構造を認識せずに(CTを撮影せずに)施術を行うことが原因です。
- シミュレーションシステム インプラント治療する前に「バーチャル手術」を行うことで、PCうえでシミュレ-ション(治療計画)した場所にインプラント埋入を行えます。術中の危険性を回避し、計画通りの位置に埋入することができるので、さらに安全性を高めます。
- 疼痛コントロール当院では通常の麻酔に加え、静脈内鎮静法をはじめとする各種鎮静法を使用し、不安や恐怖感を和らげてストレスフリ-での治療を受けて頂けます。 「治療がどうしても怖い」という方もお気軽に相談いただければと思います。
- 生体情報モニターを使用当院では手術の際に生体情報モニターを使用し、心電図・脈拍・血圧・血中酸素濃度・呼吸など、患者さまの全身状態を厳重に監視しながら治療します。
医院で使用している
インプラントについて
高品質で世界に信頼される
インプラントブランドを採用
当院ではStraumann® デンタルインプラントシステムを採用しています。
Straumann® 製品の高い品質と信頼性は、長期治療成績によって裏付けられており、世界で信頼されるインプラントブランドです。
Straumann®社インプラントの種類
- ティッシュレベルインプラント 1回法手術に適したティッシュレベルインプラントは、歯槽骨とインプラント周囲組織を長期にわたって維持します。
シンプルな埋入、補綴、メインテナンスが可能であり、生物学的距離を考慮したデザインのStraumann® ティッシュレベルインプラントは、SLA® サーフェスとともに、9年後のインプラント周囲炎の発生率が低いという報告が1件あります。 - ボーンレベル(BL/BLT)インプラント Straumann® ボーンレベルインプラントは、歯肉貫通部のアバットメントデザインに柔軟性をもたせることで、より自然な見た目の仕上がりが得られるデザインで審美性が高いです。
さらに、ストローマン独自のソリューションであるRoxolid®とSLActive®が、低侵襲と予知性に貢献しています。 - Roxolid® Roxolid® は、ストローマン独自のマテリアルです。チタンに15 %ジルコニウムを配合することで強度の向上に成功しました。SLA表面加工を施すことですぐれたオッセオインテグレーションをも実現したRoxolid®は、低侵襲治療での第一選択です。
- SLActive® SLActive® は、早期治癒の可能性を秘めたストローマンの新しい表面性状です。
SLActive® は、高い予知性を備えたSLAサーフェイスを元に、早期のオッセオインテグレーションを促す目的で開発されました。最近の研究では、合併症を伴う患者や放射線治療を受けた患者でもSLActive ® インプラントは高い実績を残しています。
インプラント治療のメリットとデメリット
メリット
- 見た目の美しさ
- 自分の歯と同じような感覚でしっかりと噛むことが可能
- 周りの健康な歯への影響が少ない
デメリット
- 治療期間が長い
- 顎の骨にインプラントを埋め込むための手術(外科的侵襲)が必要
- 自費治療のため保険診療と比較し治療費が高額
インプラント治療の流れ
- 問診・診察
目指すべき噛み合せや治療後のメインテナンスについて総合的に判断します。 初診時に診察・X線写真検査を行い、患者さまのご要望(ご予算・治療期間・最終的なゴールの設定)をお伺いします。
そして、目指すべき噛み合せや治療後のメインテナンスについて総合的に判断し、埋入すべき部位と本数、付随する手術、治療期間の計画を立てていきます。多数の歯の喪失や、造骨手術を必要とするような大規模な症例では、数回に分けて治療計画を行うこともございます。
- 検査・治療シミュレーション
3D画像で立体的にインプラント埋入手術のシミュレーション説明を行います。通常の歯科X線写真検査では骨の状態は2次元的にしか把握できないことが多く、より精密な手術の実現のためにCTレントゲン検査をいたします。
この情報を元に3Dで3次元画像構築を行い、立体的にインプラント埋入手術のシミュレーション説明を行います。
- インプラント埋入
困難な症例では、3D画像を元に作製したガイドを用いて、シミュレーションの再現性が高い埋入を行います。
- 上部構造の装着(差し歯の装着)
インプラント補綴を十分に理解した熟練の技工士が上部構造を担当しております。 アバットメント(支柱)をインプラントに装着し、印象(型)を採得して最終的な歯冠形態を作製します。
- メインテナンス
インプラントをより長く、良い状態で機能させるために定期的に診察・X線写真検査を行い、インプラントに異常がないかどうかチェックしメインテナンスを行います。
インプラントの寿命について
インプラントのもちについて
天然歯と同様と考えて下さい。天然歯と同じですので、きちんとメインテナンスしていけば長期間の使用にも耐えます。長持ちさせるために定期的なチェックと正しいケアを行ってください。 インプラントそのものは、体となじみが良いチタンでできています。
長持ちさせるために最も重要なことは、自分の歯と同じような毎日の手入れです。現在のインプラント治療を始めたスウェーデンのブローネマルク医師が1965年に1例目の手術をされた患者さまは亡くなるまでの41年間インプラントを使用していました。
破損の際の保証について
埋入からの経過期間、当院が推奨するメインテナンス治療への参加頻度によって応相談となります。
インプラントが難しいケースについて
インプラントが難しいケース
リスク要因としては全身疾患があります。
糖尿病があると歯周病になりやすく、インプラントも歯周病になります。インプラント周囲の骨が溶けて支えがなくなると、インプラントは抜け、噛む機能を失ってしまいます。
また、長期に骨粗鬆症用の薬を内服、静脈に注射を受けている方も要注意です。副作用にて顎骨壊死が生じる危険性があるので、担当医師と必ず相談し、治療いたします。
その他、生活習慣で
インプラントが難しくなるケース
インプラントの生存率は喫煙の有無が大きく関与しています。喫煙者は、免疫力が低下して、歯周菌に感染しやすくなります。タバコのリスクは、非喫煙者、10本未満の喫煙している人、それ以上吸っている人に大別されます。できれば吸わないようにすることで成功率も上昇します。
健常者と10%ぐらい生存率が違うというデータもあります。健常者は10年で97%、20年で89%の生存率があります。
インプラント治療費について
当院では使用するインプラントシステム、上部構造により30-40万円を基本料金としています。
骨造成等の手術を併用する場合には手技代、材料代を追加請求致します。
インプラントをご検討の方へ
医院選びでお悩みの方へメッセージ
当院ではカウンセリングに時間をかけ患者さまが何を求めているのかを汲み取ることを心掛けています。
インプラント外科では外科的侵襲が伴いますので、特に説明には時間をかけご納得いただいてから治療を行うことを徹底しております。 このカウンセリングから得た患者さまの「お悩み」「ご希望」を把握し、しっかりと今の状態を検査させていただいてから患者さまを第一に考えた治療計画を立てていきます。
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